東方見聞録2
つづき
boonさんに到着し、X1をトランポからおろし、boonさんに預けて作業を依頼。
本当は、作業の一つ一つを見学し、記録写真を撮りたかったんですが、
作業している横で、パシャパシャ写真を撮ったり、話しかけたりと、作業の邪魔してはいけません。
作業を手伝う気満々でboonさんに行った訳ですが、
素人が手を出す場面なんてあろうはずありません。
断腸の思いで、致し仕方なくX1をお借りして、走っておりました。
まず、
長年の悩みであるプライマリーケースからのオイル漏れの対策です。
その原因を調べるべく、セルモーターを外すと、
プライマリーケースの合わせ目からのオイル漏れの他に、セルモーターのガスケットが傷んでいたという・・・
聞くと、
オイル漏れの脱脂に、これまでずっと激安パーツクリーナーを使用していたのですが、これが良くないとのこと。w
激安パーツクリーナーだと、ガスケットを傷めてしまうらしいのです・・・
知りませんでした。。。
ほほう、、、なるほど、、、
水溶性のパーツクリーナーが良いらしい、、、
どんなんが良いのか、また調べないと。
しかし、昨年4月にこのガスケット交換しているのに、、、激安パーツクリーナーって怖いんですね
↓この度、再び、ガスケットを新しく交換していただきました。
↓
モーターと接するブラシと呼ばれる端子が、編磨耗していたという、、、
このまま気づかず乗っていると、知らない間に磨耗して、セルが回らなくなることも、、、
↑ボクのX1から外したブラシです。
↓ネットから頂き画像です。
奥に見える銅の端子がセルモーターのブラシです。
この真ん中のモーターが、微妙に真芯で回転しておらず、経年からかズレが発生していたようです。
↓これまた、ネットより頂き画像です。
見慣れた、プライマリーカバーオープンの様子です。
(ボクは、よーしませんが。。。。)
↓そして、真ん中に見える棒が、シフターシャフトアセンブリーです。
シフトチェンジする際、シフターシャフトを伝えて、この部分に伝達し、ディテントプレートを回転させ、シフトドラムを回す事になります。
しかし、スプリングに挟まれたこの矢印の部分に隙があり、ガタガタとなっているのを、アセンブリー側を削っていただき、ガタを無くしてもらいました。
これにより、ガタのない、ハッキリとしたシフトチェンジが出来ます!
素晴らしいです!!
↓さらに、今回の最大にして、困難な悩みの解消です。
どんな症状かと言うと、
1速や2速の時であり、普段はすぐに3速、4速とシフトUPしていくので、不自由していませんでした。
そのため、今回点検していただきました。
↓すると、3速のギアがヘたっているらしい・・・
アイアンマンのリアクターではありません。
この3速のギアは、↓の写真の赤い色のギアで、変速時の大切な役目となるギアのようです。
3速のときだけに噛み合うギアではなく、1速、2速のときにもスライドするようです。
このギア変速シテスム、ホントすごく考えられていると思います。
こんな組み合わせ、すごいと思います。
スライドして噛み合わせる時に傷めたのか、角がいささか丸くなっているとか、、、
もう45,000キロも走っているX1ですしね・・・
へたっていくのは、致し方ないようです。。。orz
ギアの交換、ストックパーツで対応していただきました。
↓プライマリーケースの合わせ目には、液ガスを塗って乾かします。
あとは、液ガスが乾いたのを見計らって、翌日、オイルを入れるだけです。
今回、依頼した内容は、ご覧のとおりです。終了♪
↓すっかり暗くなり、起案も下がりかなり寒くなってきたところで、ムロさん登場♪
時間調整して、宴の場へと移動しました。
一緒に遊んでいただき、ありがとうございました!!
すごく楽しかったです!! また一緒に走りましょう!!
つづく。