新 Q太郎のツインなブログ

Buell(ビューエル)に魅せられて、もうすぐ20年になります。しかし、こんな飽きないバイク、他にはありませんねっ! バイクも、仲間も、最高です!!

プライマ・リー  ご開帳~

みなさま、連休最後の休日、いかがお過ごしですか?
ずっーと、秋晴れの良い連休でしたね。

明日の仕事を思うと・・・ですが、とうとう最後の一日、、、
しかし、楽しみます!!

昨日は家族で名古屋へドライブに行き、食道楽を楽しみ、
今日はバイクに専念できる日でした。

おとといに、エンジンオイルの交換を行いましたので、
今日は、4月にboonに行って以来のプライマリーオイルの交換です。

まずは、ダービーカバーをOPEN!

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まず、においは・・・ うーむ、マンダム♪ いい香りです。
プライマ・リー、いつものオイルの焼けた匂いです♪

そして、色は・・・ 深濃い緑色のオイルです。

ということは、
クランクシールガスケットからエンジンオイルが、漏れてなーいっ!
ということですね!!
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プライマリーカバーをOPENの前に、インスペクションカバーのボルトを外そうと、、、あれ、回らないぞ・・・

工具ひとつダメにしつつも回らない・・・

力技ですが、こうなれば体裁に構うことはなく、ミリとインチと混合したり、マイナスをツッこんで叩いたり、なんとか回すことに成功♪

あとで、舐めたボルトを買いに行こうっと。
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マフラーを外して、ドレンを外し、オイルを排出します。
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向こうに見えるのは、ペット用トイレシート
リアサスにオイルが飛び散らないようカバーしておきます。

オイルの色、黒くないのが良く分かるでしょ!!
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↓ドレンボルトの加工です。
ボクの場合、内径12mmの銅ワッシャーを加工しています。

純正は、普通はゴムのOリングですが、どーも、納得いかないため、
銅ワッシャーを加工して使用しています。
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ガレージには、新聞紙、ダンボール、ペットトイレシートを広げて、オイル漏れ対策。
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UPすることのない基本作業ですが、
どのボルトか分からなくなるため、ボルトマップ。
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↓外したプライマリー側のカバーです。

下のほうには、鉄粉がいっぱい!
パーツクリーナーで掃除してやります。

テンショナーは対策品を使用していますが、一応、割れが無いか確認。
問題なくOK!
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プライマ・リー  ご開帳。
はい、軽量スプロケを使用しています。
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そして、今日のメインイベント。

いつも、走った後、困らせているオイル漏れ事件の現場に来ました。
↓ここが現場です。

boonでガスケットシール対策をやってもらったものですが、オイル漏れが止まりません。。。

しかし、これだけオイルシールしてもらっているのに、、、なぜ!?
犯人が特定できません・・・
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表面のガスケットの薄膜を剥がし、周りのガスケットを剥がし取りました。
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すると、現れたのがこれ、
ハイサイドで、ステーターコイルの交換したときに、一緒にやってもらったガスケットシール。

今度はコイツをやっつけます。
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やっつけた後の剥がしたガスケットです。
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ホントは、クラッチだのスプロケだの外して行う作業と思いますが、
工具も技術もないため、剥がしたガスケットが散らばらないよう、
細かく剥がし取りました。

犯人を特定することは困難ですが、やはり、このガスケットが犯人だと思われます。

しかし、、、あのぉー
グロメットのまわり、キズだらけなんですが・・

いえ、いつも本当に感謝しておりますよ!
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犯人というか、容疑者を特定することができません・・

散々脱脂しまく、いよいよ登場です!!
えのさん、ありがとう!!

5月の名古屋CCMに行った際に、えのさんからもらったトヨタ純正ガスケットです。

グロメットの部分のシールに何が良いのか、いろいろネットで調べました。
しかし、
一番良いのは、このトヨタ純正ガスケット、こいつに勝るものは無いっとのこと。

ありがとう!!
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早速、塗りたくってみました。

え、、、
汚い?

ええ、私はパテシエではございません
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イメージです。
クリームをパテで、すーっと、ね
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マイナスドライバーをパテ代わりにして、すーっと、ね

ほら!どうだ!!
これでもか、これでもか、というぐらい山盛りしました。
コードの裏側や、チューブのノズルが入らない場所は、ナイナスドライバーで盛り上げました。

オイル漏れを防ぐため、乾くまで、オイルは入れないで置きます。
次の週末に、硬化したか、確認し、オイル注入予定。
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↓これが、プライマリーのブリーザーの口ですね。

うーむ・・・
オイル溜まりより高い位置にあるよなぁ・・・
サーキットなど走れば、ここから噴いたオイルが、チャッチタンクに溜まります。
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↓ガッツクロームで4月に買ってあったガスケットです。
左、今まで使っていたガスケット
これを何度もご開帳しては閉じていたので、もうそろそろ換え時かと。

社外製だと3,000円ほどで買えますが、ハーレー純正をショップで買うと・・・
あまりにも恐ろしい値段でした。
一度だけ買いましたが、余裕のあるときに予備を持っておこうと誓うぐらいの値段でした。
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クラッチワイヤーの調整です。
定番ですが、ダービーカバーの部分のクラッチを外したら、ここの調整場所は、緩めておくのが鉄則です。

これを怠ると、あとでえらいことになります。
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そして、長年使ってきたカバーのデカいOリングを交換しました。
劣化もそれほどもないため、だましだまし使用してきました。

もう、みなさんにとって、ご存知とは思いますが、
ボクが使う手段として、グリースを糊代わりにOリングを付けます。
これ、かなり神技と思います!!

ここのOリングに困っている方、是非、お試しあれ。
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車を出しっぱなしにしてあるため、ガレージに広げたバイクを端に寄せないといけないので、プライマリーカバーを取りつけます。
しかし、まだネジはゆるゆるです。
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エンジン下に、オイル漏れ対策のペットシートをかぶせてあります。
これで、次の土曜日まであと3日
ガスケットが硬化するのに、そんなに日は必要ないと思いますが、今日は、
まだオイル入れず、硬化確認後にオイルを入れて完了!とします。

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プライマリーのあと、グッチさんに教えてもらったECMを覗いてみるとするか。

ふむふむ、
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AFVが105だな。ECMの修正範囲だ、大丈夫!!
先日、伊勢湾岸や、新名神で、ふわわkm/hを越えて走ったりしたので、
念のための確認でしたが、OKですね!

一応、AFVをリセットしておくか。

また間違えないように、TPSではなく確認しながらAFVを、ぽちっとな!!
AFVのみリセット完了!

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すべての作業完了し、ハイサイド
インスペクションカバーの皿ボルト、お古でいいから欲しいねんけど・・
と言ってみる。

しかし、お古は無いから新品でなら、と、値段を聞くと、1つ500円・・・
はい、無くては困るので、本当は二つ欲しいけど、いっこでいいです・・・

しかし、高いなぁ・・・


何気にガレージを見ると、奥には、
見たことのあるバイクの残骸が。

まだまだ、だな、と確認しつつ、ハイサイドを後にしました。
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これで、例のグロメットからの、忌々しいオイル漏れとサヨナラしたいわぁ

10月の富士に向けて、整備するぜ!!