新 Q太郎のツインなブログ

Buell(ビューエル)に魅せられて、もうすぐ20年になります。しかし、こんな飽きないバイク、他にはありませんねっ! バイクも、仲間も、最高です!!

クラッチ交換

さてと、

先日、岡山国際サーキットでの走行途中、滑りまくっていたクラッチの交換
に向けて、準備をしていました。

これを機に、ダイヤフラムスプリングコンプレッサーも買いました。
イメージ 1

肝心のクラッチセットです。
イメージ 2

なにやら、ベルトドライブという会社のスポスタ用のケブラークラッチです。
イメージ 3

本当は、バーネットのカーボンクラッチが欲しかったのですが、
いくら探してもヒットせず、同じバーネットのケブラーも、取り寄せに時間が
掛かりそうだったので、バーネットはあきらめ、
このクラッチ、ケブラーですが、これにしてみました。

フリクションプレート9枚、スチールプレート8枚、
ダイヤフラムスプリングが梱包されています。
イメージ 4

イメージ 5


そして、今日、作業開始。
今日は、寒かったですねー
暖かい格好でガレージで作業しました。

この絵は、何度も見たことがある絵ですね。
イメージ 6

使用しているダイヤフラムスプリング。
実はXB用です。
このダイヤフラムスプリング、随分クラッチが軽くなるんです。
イメージ 7

ダイヤフラムを抜く前に、真ん中の棒をキコキコしてみると、
すこしだけ、カコカコ・・・
前回はいつ交換したのか覚えていない・・・
イメージ 8

ダイヤフラムコンプレッサーで締めあげて、外します。
イメージ 9

真ん中のスナップリングを、マイナスドライバーを使用して、外します。
イメージ 10

すると、ポロリと外せることが出来ました。
イメージ 11

ペンライトのようなマグネットを使って、順番を確認しながら、全枚、取り外しました。
イメージ 12

フリクションプレートとスチールプレート
真っ黒で焼けまくっています。
写真は、分かりやすく見れるように、明度をあげています。
イメージ 13

あれ!?この1番奥の、細いフリクションプレートと輪はなんだ!?
マニュアル見ても分からないため、確認すると

XBのジャダー防止のプレートとのこと。
このプレートの新品を用意していませんでした。
よって、組み込まずに外しました。
イメージ 14

ダイヤフラムスプリング
左が梱包されていたスポ用のもの、右がXB用のものです。

さてさて、どっちを取り付けようか。。。

XBのん付けて、もう6年・・・
クラッチが柔らかいのはいいねんけど、ヘたっていることもあるのかな、、、と
スポ用を付けてみます。
イメージ 15

組む前に、先に、リレーズの調整ボルトのベアリングを交換します。
このベアリングも、最近交換したのは何年前やったかなぁ、、、汗
イメージ 16

覗くと、、、ん? ゴミ? 破片?

これは絶対に外して掃除しなければ。。。
イメージ 17

イメージ 18

今回買ったベアリングの写真を撮るのを忘れたので、昔の写真より。
左が普通のベアリング、右がアンギュラ玉軸受のベアリングです。
NTN 7200
今も同じ品番でした。
イメージ 19

ようわ、普通のベアリングのように回転方向の支持に加えて、ラジアル方向にも強いというベアリングです。
イメージ 20

このベアリングを組むとき、向きがありますので、確認して組み込みます。
イメージ 21

ギアオイル漬けにして、さらに指でオイルを馴染ませておいた、
フリクションプレート9枚、スチールプレート8枚をセットすると、

最後1枚、フリクションプレートがインナーハウジングより外に出てしまいしました。(手がオイルまみれだったため、写真ありません。)

あれれれ、外したクラッチは全部ハウジング内に収まっていたのに、、、
それだけ、外したクラッチはへたっていたということでしょうかね。


で、セット
リングの爪の部分が、ハウジングの掛かりの部分に収まるように施して、
イメージ 22

ダイヤフラムコンプレッサーを外して、完成。
ボクにも出来ましたぁ
イメージ 23

チェーンスライダーのへたりのチェック
問題なさそうです。
イメージ 24

プライマリーカバーのガスケットを新品に換えて、
閉じました。
イメージ 25

使用したギアオイルです。
これからの夏シーズンに向けて、固めの85w-140です。
イメージ 26

ついでに、クラッチワイヤーも交換しました。
イメージ 27

クラッチレバーを握った感覚ですが、
やはり少し重くなってしまいましたが、なんとかツーリング行けそうな重さと思います。
手が辛くなりそうだったら、MRCでも入れようかなぁ (笑)


*********************************

もうひとつ、岡山サーキットでクラブルだった、ブレーキが沸く現象対策

おしゃれなカワサキグリーンなブレーキオイルを抜いて、
このレーシングブレーキオイルに交換しました。
レーシングフルードですのがDOT4ですので扱いやすいです。

DIXCEL社の328レーシングというものです。
イメージ 28

四輪のスーパーGTにも使用されている!?とか。
まぁ、試してみます。
イメージ 29

明日、試走したいけど、
寒そうですねー・・・